一目でわかる!スントのランニング系GPSウォッチを徹底比較!

フィンランドの精密機器メーカー、SUUNTO(スント)のGPSウォッチは、その高いデザイン性から、たくさんのアスリートに愛用されています。

およそ一年に2つのペースで発売されてきたランニング系スントウォッチも、現在では数も増え10種類以上。

モデルごとの違いや発売時期が分かりにくくなっています。

そこで、SUUNTO(スント)のGPSウォッチの発売時期を明らかにし、スペックを比較していきたいと思います。

SUUNTOシリーズ

SUUNTO 7

2020年1月発売のSuunto 7は、スント史上初めて、Wear OS by Googleを搭載したマルチスポーツモデルです。

スマートフォンとの連携、カスタマイズ、ライフログの記録など、多くはGoogleのアプリケーションを使用しますが、

スポーツモードはこれまで通りスント独自のアプリを選択することができます。

スポーツモードの新機能、オフラインのアウトドアマップ表示機能では、

事前にエリアのカラー地図を時計にダウンロードしておけば、オフライン時でも走ってきたルートをリアルタイムに地図上で確認できます。

アウトドアマップには、市街地の他、地形の詳細や等高線を示した地図もあり、トレイルランやトレッキングに活用できます。

また、ディスプレイはOLED(有機EL)ディスプレイを採用。解像度も454 x 454と、発色・視認性共に非常に優秀なスポーツウォッチです。

スマートフォンがなくても、音楽を楽しみながら走りたい!WiFi対応がいい!という方におすすめです。

なお、Google Payは今のところ日本では使用できません。(使用できる国は、アメリカ・イギリスなど11か国です。)

サイズ50 x 50 x 15.3 mm
重量70g
解像度454 x 454 ピクセル
防水機能50 m
動作時間スマートウォッチモード 2日
GPSモード 12時間
衛星測位GPS/みちびき
/GLONASS/ BEIDOU
スポーツモード70種類以上

⇒⇒スント7を徹底レビュー!公式サイトでは分からなかった短所とは・・・

SUUNTO 5

2019年5月発売のSUUNTO 5

すぐれた機能性と軽量コンパクトなデザイン性を、リーズナブルな価格で実現したモデルで、SPARTAN TRAINER WRIST HRの後継に当たります。

最近のスントでは珍しく、タッチパネル非対応なため、5つのボタンを押して操作。

バッテリーも長持ちで、スマートウォッチとしてなら1週間充電いらずです。

GPSモードなら20時間と、長時間のトレーニングにも対応。

また、ナビゲーション機能があるので、登山やハイキングでも道に迷う心配がありません。スタート地点にナビゲーションしてくれる機能もあり安心です。

トランジションにも対応したトライアスロン専用スポーツモードも搭載。

なお、ライフログも充実しており、24時間の活動、睡眠のログ、回復レベルなどをチェックすることができます。

サイズ46 × 46 × 14.6 mm
重量66g
解像度218 x 218 ピクセル
防水機能50m防水
動作時間活動量計+ペアリング 7日間
GPSモード 20時間
衛星測位GPS/みちびき/GLONASS
/Galileo/BEIDOU
スポーツモード80種類以上

SUUNTO 9

2018年6月発売のSUUNTO 9は、シリーズ最高峰のマルチスポーツウォッチです。

通常のGPSモードでは25時間、GPS省エネモードなら最長120時間稼働。

ウルトラマラソンのランナーやトライアスリートにとって強い味方です(トライアスロン専用スポーツモード対応)。

過酷な環境下で、数千時間もかけてテストを繰り返したという耐久性も抜群。

陸上のトラック競技などのように同じループを走ったりするときに使えるループ機能も搭載されました。

睡眠モニターは、睡眠時間、平均心拍数、睡眠の質、覚醒している時間などを記録します。

なお、高度はGPSにより計測しているので、トレイルランや登山には気圧センサー付きのSUUNTO 9 BAROがおすすめ。

サイズ50 x 50 x 16.5 mm
重量72g
解像度320 x 300 ピクセル
防水機能100m防水
動作時間活動量計+ ペアリング 7日間
GPSモード 25時間
衛星測位GPS/みちびき/GLONASS
/Galileo/BEIDOU
スポーツモード80種類以上

SUUNTO 9 BARO

2018年10月発売のSUUNTO 9 BAROは、SUUNTO 9の気圧センサー追加モデルです。

精度の高い気圧情報が分かり、昇降が激しい場所でも正確なログを取ることができるので、

トレイルランや登山などマウンテンスポーツに最適な時計です。

なお、2020年9月7日からのアップデートにより、SUUNTO 5、SUUNTO 9、9 BAROを対象に、Suunto Plusがリリース。

①日没や水温、風雨など、天気情報(9 BAROのみ)
②山や岩、階段の上昇距離等を記録
③位置情報を共有したり、無線で助けを求めるセーフティ機能
④トラックなどで役立つループ機能

など、機能も更新し続けています。

サイズ50 x 50 x 16.8 mm
重量81g
解像度320 x 300 ピクセル
防水機能100m防水
動作時間活動量計+ ペアリング 7日間
GPSモード 25時間
衛星測位GPS/みちびき/GLONASS
/Galileo/BEIDOU
スポーツモード80種類以上

SPARTAN(スパルタン)シリーズ

APARTANシリーズはトライアスロンに対応するマルチスポーツウォッチです。

機能はかなり似ていますが、明確なコンセプトの違いがあります。

SPARTAN SPORT WRIST HR BARO

2017年10月発売のSPARTAN SPORT WRIST HR BARO

SPARTAN SPORT WRIST HRの気圧センサー追加モデルで、シリーズ最高峰の時計です。

プリインストールされているスポーツモードは80種類以上。ピークトレーニング効果リカバリータイムなども測定します。

また、高度および坂道での距離の計測に強いため、登山やトレイルランニングなどのマウンテンスポーツにおすすめです。

ルートナビゲーションも充実しているので、設定したルート/来た道を戻るルートのナビゲーションに加え、移動中の気になったポイント地点を保存し、後でナビゲーションすることも可能です。

豊富な計測機能により、気象の変化のほか、海面気圧日の出、日の入り時刻などもわかります。

サイズ50 x 50 x 17 mm
重量74g
解像度320 x 300 ピクセル
防水機能100m防水
動作時間活動量計+ ペアリング 7日間
GPSモード 10時間
衛星測位GPS/GLONASS
スポーツモード80種類以上

SPARTAN TRAINER WRIST HR

SPARTAN TRAINER WRIST HRはシリーズのスリム・軽量タイプとして2017年8月に発売されました。

サイズが 46 x 46 x 14.9 mmと、他のSPARTANウォッチより一回り小さいです。

気圧センサーと電子コンパスは未搭載ですが、80以上のスポーツに対応し、光学式心拍計で心拍を管理できます。

睡眠も含め、毎日24時間アクティビティを記録することができます。

ただし、「ベルトの接続パーツが弱く根元から外れる」という症状を訴えるランナーが複数いたので、外れた場合には修理センターに問い合わせて、改善されたベルトを着けてもらう必要があります。

サイズ46 x 46 x 14.9 mm
重量66g
解像度218 x 218 ピクセル
防水機能50m防水
動作時間活動量計+ ペアリング7日間
GPSモード 10時間
衛星測位GPS
スポーツモード80種類以上

SPARTAN SPORT WRIST HR

2017年3月発売のSPARTAN SPORT WRIST HRは、ブランド初の光学式心拍計を搭載したモデルです。

屋外でも見やすいディスプレイに、豊富でおしゃれなデザイン、心拍ベルトを着用しなくても心拍計測ができる手軽さがうけてシリーズで一番人気です。

機能面では、他のSPARTANシリーズ同様、ルートナビゲーションが充実しており、運動後のリカバリータイムやピークトレーニング効果(PTE)も測定。

ライフログは歩数/消費カロリー/心拍数を記録、睡眠時は心拍数を記録します。

なお、80種類以上のスポーツモードに対応しますが、気圧センサー未搭載のため高度はGPS計測です。

そのため、本格的なマウンテンスポーツにはBAROをおすすめします。

サイズ50 x 50 x 16.8 mm
重量74g
解像度320 x 300 ピクセル
防水機能100m防水
動作時間活動量計+ ペアリング 7日間
GPSモード 10時間
衛星測位GPS/GLONASS
スポーツモード80種類以上

Spartan Sport

SPARTAN SPORT は2016年9月28日に発売された、シリーズの中で最もシンプルな時計で、

SPARTAN SPORT WRIST HRのリスト型の光学式心拍計がないバージョンです。

そのため、心拍計測ベルト(HRベルト)を着用することで心拍数、消費カロリー、最大酸素摂取量、リカバリータイム等を計測、表示します。

同時期に発売されたSPARTAN ULTRAとの主な違いは以下の通りです。

①気圧高度計がない
②稼働時間がGPSモードで8時間短い
③天気の変化を知らせるアラームがない

ルートナビゲーションは来た道のトレースや、スタート地点までの距離や方角も教えてくれます。

サイズ50 x 50 x 13.8 mm
重量70g
解像度320 x 300 ピクセル
防水機能100m防水
動作時間活動量計+ ペアリング 7日間
GPSモード 10時間
衛星測位GPS/GLONASS
スポーツモード80種類以上

spartan ULTRA

SPARTAN ULTRA(スパルタンウルトラ)は、SPARTANシリーズのフラッグシップモデルとして2016年9月に発売されました。

GPSモードでも最長140時間の持続力があり、過酷な環境下でも耐えうる耐久性も兼ね備えています。

ブランド初となるカラー液晶画面や、屋外でも見やすいカラータッチパネルを搭載したことで話題になりました。

気圧センサー、電子コンパス搭載なので、より正確に高度や距離を記録できます。

その他、海面気圧やウェザーアラーム、ルートナビゲーション、標高グラフなども表示されるので、登山やさまざまなアウトドアシーン活躍します。

なお、SPARTAN SPORT同様、心拍数やリカバリータイム等は心拍計測ベルト(HRベルト)を着用することで測定できます。

サイズ50 x 50 x 17 mm
重量73g
解像度320 x 300 ピクセル
防水機能100m防水
動作時間活動量計+ ペアリング 10日間
GPSモード 18時間
衛星測位GPS/GLONASS
スポーツモード80種類以上

ambitシリーズ

ambit 3 PEAK

2014年9月発売のAMBIT3 PEAK

数多くのデザインアワードを受賞したモデルです。

スイム、バイク、ランなどのマルチスポーツに対応し 、長時間のバッテリーとルートナビゲーションが特徴的でした。

気圧センサーを搭載し、天候の変更や気圧など、アウトドアシーンに欠かせない機能を搭載しているので、

トレイルランやトレッキング、登山など様々なシーンで活躍しました。

ただし、光学式心拍計は未搭載、ライフログは移動距離のみ、睡眠モニターなし、バイブレーションなしです。

サイズ50 x 50 x 18mm
重量89g
解像度128 x 128 ピクセル
防水機能100m防水
動作時間時計モード 30日間 
GPSモード 20時間   
衛星測位GPS
スポーツモード10モード
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