心拍計搭載のガーミンForeAthlete35Jを購入したので、愛用中の235Jと比較・レビューします!
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/DSC_0918.jpg)
GPSの捕捉時間、心拍計の精度、トレーニング画面、履歴項目など、実際に使ってみて分かったことをまとめます。
ForeAthlete35Jと235Jを比較&レビュー
ウォッチフェイスの違いは『コネクトIQ』対応か否か
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ウォッチフェイスは、デジタルとアナログの2種類。明暗がはっきりしていて見やすいけど、コネクトIQ非対応。秒の表示はなし。 | ウォッチフェイスは、デフォルトのデジタル表示の他、コネクトIQで好みのウォッチフェイスに変更可。秒の表示あり。 |
![シンプルだけどなかなか優秀!ForeAthlete35Jレビュー](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/DSC_1065-2.jpg)
時計自体の大きさは、35Jの方が若干小ぶりですが、思ったほど大きな差はありません。
画面の大きさ&解像度は235Jの方が上ですが、35Jは字が大きく明るいので見やすいのが特徴です。
35Jのウォッチフェイス
35Jのウォッチフェイス(時計画面)は、デジタルとアナログの2種類。
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/bd92abcee94d2b1893c137ead8bfb0b4.jpg)
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/0cb8235f9e565f6a4130957902c61829.jpg)
カラーは白黒で、コネクトIQには対応していません。
235Jのウォッチフェイス
対して、235Jのウォッチフェイスは、カラーのデジタル画面↓の他、
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/08/461cdbd5082223883a2d42b9b7979435.jpg)
コネクトIQで、好きな画面をダウンロードすることが可能↓
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/08/12cef2ec8a4cb9fe9cc39a55c4af03ba1.jpg)
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/08/623e210eaecc7254cafa29bd840c3f02.jpg)
コネクトIQでは、ウォッチフェイスだけでなく、トレーニングの測定画面(データフィールド)などもカスタマイズできます。
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/05/connectIQ.jpg)
手首の細い人には、ガーミン35Jはゆるいかも…
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ベルトは、柔らかくしなやかで、伸縮性もあり。ただ、時計にネジで固定されているベルトなので、手首の細い女性が着けると緩みが気になるかも。 | ベルトは、柔らかくしなやかで伸縮性あり。35と比べると、厚く張りがある。どんな人がつけても、手首に密着して、着け心地良好。 |
![シンプルだけどなかなか優秀!ForeAthlete35Jレビュー](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/DSC_1050.jpg)
どちらも「しなやかで、サラッとした触感が気持ちいい」ベルトです。
35Jは、単色のベルトですが、235Jは2色を重ねて作られているので、その分、厚み&張りがあります。
35Jのベルト
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/DSC_0929.jpg)
35Jのベルトは立体的なので、平置きはできません。
![シンプルだけどなかなか優秀!ForeAthlete35Jレビュー](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/DSC_0931.jpg)
ベルトの輪には、滑り止めの出っ張り↓
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/DSC_0933.jpg)
235Jのベルト
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/08/dfb5aa9c10509c724e2d6730fc5f304c.jpg)
開封すると、2色のベルトとベルトを変えるための工具?が入っています。
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/08/504c3b62a40ea4a6ead4e028d9395e0d.jpg)
235Jのベルトの輪にも、出っ張りあり↓
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/08/5213626ed4bb307b893827ba69a0a5a7.jpg)
「心拍計の精度」は変わらない!
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心拍センサーは、235Jと同じ3点計測。心拍数の上下を見る限り、精度は235Jと変わらない。 | 心拍計は、たまにノイズを拾うことはあるが、これまでランニング中に計測不能になったことはない。 |
![シンプルだけどなかなか優秀!ガーミンForeAthlete35Jレビュー](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/DSC_1035.jpg)
どちらも心拍計の精度はなかなか良いです。
両方とも、心拍数が急激に変化するときに、少々出遅れる印象はあるものの、十分トレーニングで使えるだけの精度あり。
心拍センサーの出っ張りは、35Jの方が滑らかです。
![シンプルだけどなかなか優秀!ForeAthlete35Jレビュー](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/DSC_0924.jpg)
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/08/86ad6cde41d502c97a8c94cb3ca0b2fb-450x298.jpg)
どちらに言えることですが、胸のハートレートセンサーを着けずに心拍を測れるのは、やはり楽です。
ガーミン35JはGPS捕捉に平均30秒程度?!
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ForeAthlete35JはGPS+みちびきに対応。GPSの捕捉時間は、10~1分程度。 | ForeAthlete235Jは、GPS+GLONASS+みちびきに対応。GPSの捕捉は数秒~30秒程度。 |
先日、35Jと235Jを着けてハーフマラソンを走りましたが、距離は
35J…21.29㎞
235J…21.19㎞
となり、開けた場所であれば、GPSの精度はあまり変わらないように感じました。
ただ、ビル街を走ってみると、235Jの方が軌跡がきれいに残ることが多いです。
35Jと235JのGPS軌跡
![シンプルだけどなかなか優秀!ガーミンForeAthlete35Jレビュー](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/35-235Jmap1.jpg)
![シンプルだけどなかなか優秀!ガーミンForeAthlete35Jレビュー](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/35-235Jmap2.jpg)
計測画面は3項目と4項目表示
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計測画面は、3項目表示×2ページ。各項目が数字だけなので、慣れるまでは何を表しているのか若干迷う。 | 主な計測画面は、4項目×2ページ。その他、心拍数や心拍ゾーンを表示するページが2種類ある。見やすい。 |
それぞれ、35Jと235Jの計測画面1~2ページ目の画像です。
![シンプルだけどなかなか優秀!ForeAthlete35Jレビュー](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/7e5b798bb3ff8e63e82408f124c53694.jpg)
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/dbf082f865b3b327389c19ee94b81734.jpg)
35J、235Jともに各項目を変更することは可能。
35Jは、どの項目が何を示すのか慣れるまで多少迷いましたが、慣れてしまえば気にならなくなりました。
ただ、3項目だと、何を表示させるかは、迷いますね。
私なら、レースのときは「距離・ペース・心拍数」、普段は「タイム・距離・心拍」でしょうか…。
履歴画面は、見やすさの35J/情報量の235J
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履歴画面は、全般的に明るく、文字が大きいので見やすい。保存するデータは7回分(古いものから上書きされる)。 | 履歴画面は、スタイリッシュで情報量が多い。保存するデータは約200時間分。 |
![シンプルだけどなかなか優秀!ForeAthlete35Jレビュー](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/DSC_0978.jpg)
35Jのアクティビティ履歴画面
35Jのアクティビティの履歴画面は、文字が大きく、見やすいです。
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/7a7b2495ba3023d0a692e6b061d7b3f2.jpg)
35Jのアクティビティ履歴【1ページ目】
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/8b5fddda0707028ba456920262084fe0.jpg)
35Jのアクティビティ履歴【2ページ目】
235Jのアクティビティ履歴画面
対して、ガーミン235Jのアクティビティ履歴画面は、最大心拍数やTE指数(トレーニング効果)も表示する、より詳細な履歴になっています。
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/08/c60abfa55d16bc80d95daa3a5a67eb4a-e1481078028593.jpg)
235Jのアクティビティ履歴【1ページ目】
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/08/c96c83c858886fdf8cdfcc6f62ceec45-450x298.jpg)
235Jのアクティビティ履歴【2ページ目】
TE指数とは、トレーニングの効果を評価し、数値化したものです。
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/08/5cacb0943d23dbc59f78c33d7dd3c3e61.png)
ラップの履歴画面
ラップの履歴は、35Jは「タイム・距離」の2項目のみを表示↓するのに対し、
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/e77cfe6356fc2b4cbaa94d917bd27f9f.jpg)
ガーミン235Jのラップ履歴は、
「距離・タイム・ペース・スプリット・カロリー・平均心拍数・最大心拍数・ピッチ」
の9項目を表示します↓
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/dacc0a2d2f4520b1c2a4d5a612328b76.jpg)
235Jのアクティビティ履歴【1ページ目】
活動量計(歩数計)の精度は35J方が上?!
ガーミン35J ![]() | ガーミン235J![]() |
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屋内で700歩あるいて、表示は「700」 | 屋内で700歩あるいて、表示は「735」 |
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/09/96cf36129cc095475ee5b1c6eb2273c9.jpg)
この時のテストでは、35Jの活動量計は700歩とピッタリで、235Jの方が35歩多かったのですが、
ランニングで使用した時の計測値は、35Jが「22475歩」に対して、235Jは「22445歩」と誤差は0.13%でした。
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/09/7ba785ab21144a5b70b80d813bc8ab84.jpg)
自己ベストの画面は、ほぼ同じ
ガーミン35J ![]() | ガーミン235J![]() |
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自己ベストの画面は、1㎞・マイル・5㎞・10㎞・ハーフ・フル・最長ランニングがある。 | 自己ベストの画面は、35Jとほぼ同じ。 |
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/653e497ce5fca2552726982b2bb048b8-2.jpg)
235Jにあって35Jにない機能
その他、【235Jにはあって、35Jには搭載されていない機能】もたくさんありますので、一部紹介します。
ゾーン分布ページ
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/DSC_1097.jpg)
「ゾーン分布ページ」は、トレーニング中、心拍数がどのゾーンにあったかをグラフで示すページです。
左から「ハーフマラソン」→「フルマラソン」→「普段の練習」を走った時のグラフです…。
ハーフの心拍ゾーンがほとんど「Z5」。。きついはずです…(;´∀`)
リカバリーアドバイザー
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/08/a9ba5426b918bef8a4359327d3494598-450x311.jpg)
「リカバリータイム」は、トレーニングやレースの後に、どれくらい回復に時間がかかるかを表示します。
故障しないためにも、リカバリータイムが「0」になるまでは、回復や休息を大切に!
最大酸素摂取量
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/08/VO2MAX-min1-450x322.jpg)
最大酸素摂取量(VO2Max)は、条件が揃ったときに計測、更新されます。
モチベーションの向上につながります。
235Jの予想タイム
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/08/645c3516e34429c5e3672b788a78bc54-450x319.jpg)
235Jは、トレーニングのデータから、5㎞・10㎞・ハーフマラソン・フルマラソンの予想タイムを表示します。
いつかサブ3.5を達成したいものです。
トレーニングプランやワークアウト
235Jは、ガーミンコネクト(PC)にあるトレーニングプランを転送させて、トレーニングを行うことができます。
そのトレーニングプランの一部がこちら↓
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/9cd7d2c12fd5f10c518a6ba8bfa636ed.jpg)
印の「マラソン♡レベル1」をクリックすると、具体的なメニューが書かれた16週間の『トレーニングプランのスケジュール』が表示されます↓
![](https://gps-run-watch.com/wp-content/uploads/2016/12/17e327b7ca5e8d7c02a27f2a09c8720c.jpg)
その他、ワークアウトも自由に設定することが可能。
ガーミン35Jも距離やタイムを基準にしたインターバルは設定できますが、心拍数を基準にした効果的なトレーニングが可能なのは235Jです。
最後に…
ForeAthlete35Jと235Jの口コミを比べると、
「35Jのシンプルかつ分かりやすい機能が良い!」という評価もあれば、
「235Jは使っていて面白い!モチベーションが上がった。」という評価もあります。
個人的には、235Jの機能やデザインが好きですが、「最低限必要なデータは35Jでも十分そろう」という印象も持ちました。