ガーミンのGPSランニングウォッチ【ForeAthlete(フォアアスリート)235J】の発売を受け、前モデル225Jとの変更点について、調べてみました。
225Jのレビューや口コミで評価の低かった点が、235Jで改善されているか、225Jの口コミと比較します。
235Jは、225Jのイマイチな点を改善できたのか?
225Jは充電器がゆるく、外れやすい!235Jは?
ガーミン ForeAthlete 235Jの前モデル、225Jは、2015年後期に一番売れたガーミンのGPSランニングウォッチです。
225Jの口コミを見ても、評価は高く、悪い口コミを集めるのはなかなか難しいのですが、中には気になるレビューもありました。
その内のひとつが、
225Jは、充電器(クレードル)がゆるく、外れやすい・・・。
というもの。
(225J)の上下を間違わないようにしたら、外れなくなった。
という口コミもありますが、いずれにせよもっと単純で、しっかり充電できるようにしてほしいところです。
225Jの充電器は、コの字型をしていました↓↓
対して、235J(写真は英語版FR235)の充電器は、というと・・・
クリップ型に変更されています!(元に戻ったと言った方が良いでしょうか。)
クリップ型への改良によって、225Jの時のような緩みは無くなりました!
225Jのライトシールで赤い発疹…アレルギー発症!235Jは?
また、225Jの口コミには
「ラバーライトシール」で赤い発疹がでて、ラテックスアレルギーになった・・・。
という気になる内容のものもあります。
「ラバーライトシール」は、脈拍を計測するセンサーの精度を上げるために付いているのですが
素材がラテックス(ゴム)のため、まれにアレルギーを発症する方がいるようです。
また、
走った後、ForeAthlete225Jを洗わずに使用していたら、匂いが発生・・・。
水洗いしても臭かったので、ラバーライトシールを外して洗ったら、匂いが消えた。
毎回、225Jのラバーライトシールを取って、洗うのが面倒!
という意見もあり、改善が期待されていました。
そして、これが、235Jの裏側↓↓
ラバーライトシールが無くなっています!
私も含め、アレルギーが気になる人には、嬉しい限りです。
225Jのベルトはホコリが付きやすい!235Jは?
この点については、気にする方・気にしない方に分かれると思いますが、実は225Jのベルトについて
225Jは、ホコリが付きやすい。洗っても、すぐにホコリが付くのが残念。
という口コミがあります。
確かに225Jのベルトやライトシールに、薄っすらホコリが見えます↓↓
ForeAthlete220Jと比較すると、225Jのベルトの方が柔らかく、装着感が抜群!
と言う方もいるので、225Jのベルトが駄目とは言えないのですが、ホコリが付かず綺麗な状態であるのに越したことはないですね。
ガーミンは、こういった口コミを参考に235Jを開発したのでしょうか・・・!?
235Jは、ホコリが付きにくいベルトに変更されたそうです!
235Jのその他の改良点
その他、少数意見ではありますが、次のような口コミに対して、改良されています。
ランニングウォッチにしては、大きく厚いのが気になります。慣れれば平気ですが、軽い方が好きなので・・・。
⇒⇒235Jは、サイズ・重量とも、220Jとほぼ同等まで、サイズダウンしました。
- 220J…45×45×12mm(40.7g)
- 225J…54.9×48×16mm(54g)
- 235J…45×45×11.7mm(42g)
225Jで計測した心拍数を、EDGE520J等で受信することが出来ません。
⇒⇒235Jでは、計測した心拍(脈拍)データを外部のデバイスに送信可能になりました。
元々225Jは、時計自体に悪いレビューが少なかったので、充電器やライトシール、ベルト、サイズ等が改善された235Jは、「文句のつけようがない」といった印象です。
あえて言うなら、動作時間をもっと長くしてもらいたい!ということでしょうか。
235Jの動作時間
- トレーニングモード(GPS):約11時間
- トレーニングモード(GPS+GLONASS):約9時間
- 時計モード:約9週間
- 時計モード+ライフログ+通知機能+光学式心拍計:約9日間
ウルトラはきついけれど、フルマラソンまでなら問題無いというレベルです。
その他、235Jで追加された主な機能
これまで紹介した改良点の他にも、ForeAthlete235Jは、多くの機能が追加されましたので、そのうちの、主な機能を紹介します。
GPS+みちびき+GLONASS(グロナス)で精度アップ!
235Jは、これまでのGPS、みちびきに加え、ロシアの衛星GLONASSにも対応。
対応する衛星が増えたことで、捕捉時間もより速く、精度も向上しました!
connect IQ対応で235Jをカスタマイズ!
235Jは、ガーミンのアプリダウンロードサイトconnect IQに対応しました。
「Date Fields」を変更して、データの表示項目を増やしたり、
「Watch face」を変更して、好みの時計表示にしたりと、
まるでスマートフォンのように、好きなアプリをダウンロード可能!
英語表示中心なのは残念ですが、新しいアプリも続々と登場し、GPSランニングウォッチの進化を感じます。
Vo2MAX(最大酸素摂取量)&リカバリータイムを表示!
これまで、620J以上の上位モデルでしか表示されなかった「Vo2MAX(最大酸素摂取量)」「リカバリーアドバイザー」機能も追加。
持久力や、回復に必要な時間を知ることができ、モチベーションアップにつながります。
スマホの着信やメールを235Jでも通知!
スマート通知機能を使えば、スマートフォンの着信とメッセージなどを235Jにも通知します。※1
235Jでスマホの音楽操作が可能!
スマートフォンの音楽の再生や停止などの操作もできます。(オーディオコントロール)※1
イヤホンから聞こえるオーディオアラート
トレーニング中の「ラップタイム」や「アラートメッセージ」をイヤホンを通して知らせてくれます。
聞いている音楽の音量が自動で小さくなり、オーディオアラートが流れます。※1
※1 スマート通知・音楽コントロール・オーディオアラートは、BLE(Bluetooth Low Energy)での接続が必要です。
まとめ
225Jが発売されてから、8か月。
次モデルForeAthlete235Jは、ユーザーの声を活かしたGPSランニングウォッチに仕上がっているようです。
悪い口コミに対して、すぐに改善しようとするガーミンの姿勢は、かなり好印象。
ぜひ、他のメーカーも見習ってもらいたいところです。