心拍計内蔵のGPSウォッチ「ガーミンForeAthlete35J」が発売されました!
大人気の「235J」との違いは何か?
25項目で徹底比較します。
ガーミン35J/235Jの違いは何?
35Jは白黒だけど、37.3gと軽量!
35J | 235J | |
サイズ | 35.5 x 40.7 x 13.3 mm | 45 x 45 x 11.7mm |
ディスプレイ | 128 x 128 ピクセル | 215 x 180 ピクセル |
カラー | 白黒 | カラー |
重さ | 約 37.3g | 約 42g |
防水機能 | 50m防水 | 50m完全防水 |
35Jは、235Jより一回り小さく作られています。重さも、約5g軽い、37.3g。
その分、液晶も小さくなっていますが、表示をシンプルにすることで、必要なデータを大きく表示。
トレーニングの計測画面は、3項目を表示。それぞれ変更することができますが、デフォルトでは【①距離→タイム→ペース】【②心拍ゾーン→心拍数→カロリー】2ページとなっています。
項目が何を示しているのか、分かりにくい気もしますが、慣れれば問題ないような気もします。
ディスプレイは、235Jがカラーであるのに対して、35Jは白黒、
操作ボタンは、235Jが5つで、35Jは4つです。
35Jは稼働時間が長い!
35J | 235J | |
稼働時間 | GPS&心拍計ON…最大13時間 | GPS&心拍計ON…約11時間 |
保存データ | 7回のデータ※ | 約200時間のデータ |
GPSなど衛星機能 | GPS+みちびき | GPS+GLONASS+みちびき |
加速度計(Gセンサー) | 〇 | 〇 |
手首での心拍計測 | 3点計測 | 3点計測 |
ガーミン35Jは、235J同様、手首で心拍(脈拍)を計測する「光学式心拍センサー」を内蔵。3点で計測します。
トレーニング時の稼働時間は、35Jの方が2時間長い、13時間(最大)。
35Jの稼働時間は、前モデル15Jの稼働時間(GPSモードで約8時間)と比較しても、かなり優秀と言えるでしょう。
ただし、235JはGPSとみちびきの他、ロシアの衛星GLONASSにも対応。
衛星の測位という点では、235Jの方がより精度が良い場合が多いと考えられます。
※保存可能データ量は、35Jは7回分と少ないですが、「garmin connect(ガーミンコネクト)」へデータを転送すれば、データはアプリ内に保存されます。
35Jの機能はかなりシンプル!
35J | 235J | |
オートポーズ | 〇 | 〇 |
オートラップ | 〇 | 〇 |
最大酸素摂取量(VO2Max) | ー | 〇 |
リカバリーアドバイザー | ー | 〇 |
予想タイム | ー | 〇 |
多機能な235Jに比べると、35Jの機能はかなりシンプルです。
と言っても、35Jもトレーニング時に必要なオートポーズ、オートラップには対応。トレーニング中に不自由を感じることはありません。
ただ、235Jには、最大酸素摂取量や予想タイムなど、ランニングのモチベーションを上げてくれる機能も多いのは事実。
トレーニングの運動強度を数値化してくれたり、回復にかかる時間を表示してくれたりと、トレーナーのような存在です。
トレーニングプランやワークアウトは235Jが充実
35J | 235J | |
バーチャルペーサー | 〇 | ー |
各種アラートトレーニング | ー | 〇 |
トレーニングプラン | ー | 〇 |
ワークアウト | ー | 〇 |
さらに、トレーニングに関して続けると、235Jはアプリ上にトレーニングプランが用意されてたり、自分でインターバルなどのワークアウトを設定できたりと、かなり充実しています。
対して、35Jでは、仮想のランナー(ペーサー)と一緒に走る『バーチャルペーサー』が特徴。
バーチャルペーサーは、設定した速度より遅くなったら「遅延」、速くなったら「先行」と通知されるので、ペース走などに役立ちます。
35Jにもインターバル機能はありますが、235Jのインターバルは心拍数も基準に設定できるのに対し、35Jは距離とステップ数のみを基準にするものです。
活動量計はほぼ同じ
35J | 235J | |
活動量計(ライフログ) | 〇 | 〇 |
睡眠モニター | 〇 | 〇 |
35Jと235Jは、ともに活動量計と睡眠モニター機能があります。
活動量計は、ステップ・ゴール・距離・消費カロリー・達成率・心拍などを表示。
睡眠モニターは、睡眠時間と睡眠中の動きを記録してくれます。
トレーニングだけでなく、日々の健康管理や、ダイエットにも最適です。
コネクトIQは35Jは非対応
35J | 235J | |
バイブレーション通知 | 〇 | 〇 |
着信通知 | 〇 | 〇 |
ミュージックコントロール | 〇 | 〇 |
コネクトIQ | ー | 〇 |
35Jには、前15Jにはなかった機能がいくつも追加されていますが、バイブレーション通知もそのうちの一つです。
また、235Jで導入された最新機能、着信通知・ミュージックコントロールも、35Jに追加。
ペアリングしたスマートフォンの着信やLINEなどのメッセージを知らせてくれます。
ただし、235Jで対応しているコネクトIQ(時計画面やアプリを変更・追加する機能)には、35Jは非対応です。
ガーミン35J/235Jはこんな人向け!
ForeAthlete35Jと235Jを比較してきましたが、
同じ光学式心拍センサー内蔵モデルと言っても、35Jと235Jではトレーニングメニューの充実度に明確な違いがあります。
なので、
- 心拍数を把握しながらランニングできればOK
- 多機能なランニングウォッチは使いこなす自信がない
という方には、ForeAthlete35Jがおすすめですし、
- 心拍を活用しながら、トレーニングを計画・管理・実行したい
- ランニングのモチベーション維持にランニングウォッチを活用したい
という方には、ForeAthlete235Jがおすすめです。