新発売のガーミン【ForeAthlete(フォアアスリート)630J】。
前モデル620Jの悪いレビュー・口コミを元に、ForeAthlete630Jと620Jを比較・改良点を調べました。
620Jの口コミまとめはこちら↓
ガーミン【ForeAthlete 630J】は、620Jの悪い口コミを改善できたのか?
ForeAthlete630Jの液晶は見やすくなった?
ForeAthlete620Jの液晶は少し薄い感じ。ガーミンの公式ページにあるような、はっきりした色ではない。220Jの方がキレイ。
こちらが、620Jの画面↓
http://www.gearpress.jp/blog/?p=19787より
確かに、はっきりした色ではありませんでした。
また、文字の大きさについてはこんな意見も・・・
620Jは、日本語の表示が小さく、見にくいと感じることがよくある。老眼には厳しい。
http://shinyokorunrun.blog71.fc2.com/blog-date-20141012.htmlより
そして、これが630↓
http://www.dcrainmaker.com/2015/10/garmin-fr230-fr235-fr630.htmlより
色がしっかり出ていますね。
背景の白もキレイなので、明暗がしっかりしています。
見にくいと口コミにあった文字のサイズは、変わりませんが、
画面が大きくなったこと、
解像度(画素数)も180×180(620J)から、215×180(630J)へと改善されたこと
により、だいぶ見やすくなりました。
Bluetooth接続の対応のスマホは増えたの?
620JのBluetoothは、Galaxy(サムスン電子)は対応しているが、Xperia(ソニー)では使用できない。
620Jではよく、スマホがBluetoothの接続に対応していない!という口コミがありました。
しかし、今では対応機種が増え、XperiaやZenfoneでもBluetoothがつかえるようになっています。
基本的に、
「620Jも630Jも対応機種は同じ」(代理店談)
とのことでしたが、ガーミン社サポートページのBluetooth対応モデル一覧を見ると、
対応しているとされる機種は、620より630(英語バージョンのForerunner630参照)の方がずっと多いです。
【追記】代理店より連絡があり、Foreathlete630Jの対応機種は、リンク先の表にあるForerunner630を参考にして良いとのこと!
620Jはウルトラだとギリギリ…630Jは?
620Jをウルトラマラソンで9時間使いましたが、バッテリーはギリギリ。
620Jのトレーニングモードの稼働時間は、10時間だったので、9時間を超すレースには不安がありました。
その点、630Jはかなり省エネ設計になっています。
630Jの稼働時間
- トレーニングモード(GPS):約16時間
- トレーニングモード(GPS+GLONASS):約12時間
- 時計モード:約8週間
- 時計モード+ライフログ+通知機能:約4週間
620Jの稼働時間
- トレーニングモード:10時間
- 時計モード:6週間
630Jは、長時間のウルトラマラソンにも対応しているうえ、出張や旅行先でも充電を気にせず使用できます。
ウルトラ=920XTJというイメージがありましたが、630Jという選択肢も増え、ランナーには嬉しい限りです。
※)620Jと同時発売の、230Jもウルトラ対応(トレーニングモード16時間)になっています!
その他、ガーミン630Jで追加された新しい機能
ガーミンForeAthlete630Jは、
Vo2MAX(最大酸素摂取量)、ランニングダイナミクス、バーチャルペーサーなど、元々評価の高かった620Jの機能を受け継ぎ、さらに機能を拡大!
新たに追加された主な機能は、以下の通りです。
ロシアの衛星:グロナス対応でより高精度
GPS・みちびきに加え、ロシアの衛星グロナスに対応することで、より高精度な測位が可能に!
しかも、620Jも「捕捉が速い!」と人気でしたが、630Jはさらに捕捉時間を短縮。
高い壁の横でも、難なく衛星をキャッチしてくれます。
乳酸閾値の把握で体力を把握
筋肉疲労の原因である物質、乳酸の変化を測定してくれます。
【乳酸閾値】=【血中の乳酸値が急に上昇し始める時の運動強度】
乳酸閾値を維持したトレーニングを行うことで、体に疲労や痛みを残すことなく脂肪燃焼などの成果を上げることができます。
また、乳酸閾値を把握することで、レース時にペースや心拍数管理の指標を得ることができます。
ストレススコアでトレーニングの負荷を測定
心拍変動を測定し、体にどれくらいのストレス(負荷)が掛かったかを数値化します。
ランニングダイクスがアドバンスに!
620Jで評価の高かったランニングダイナミクス(上下動、ピッチ、地面接地時間)に加え、上下動比、歩幅、地面接地時間の左右バランスも測定可能に!
より細かくフォームを分析できるので、自分の癖が見つかります。
効率の良い走りを追求したい方にも、けが防止に活用したい方にも、役立つこと間違いなしです。
スマート通知で着信やメールを把握
BLEに接続するとスマートフォンの着信とメッセージなどをForeAthlete630Jにも通知します。
音楽コントロールだって630Jでできる!
スマートフォンの音楽の再生や停止などの操作が可能になりました。
Connect IQに対応で630Jをカスタマイズ!
630Jは、これまで920XTJやfenix3でしか使えなかった「Connect IQ」にも対応しました。
Connect IQとは、自分の好きなアプリをダウンロードできる機能です。
スマホへアプリをダウンロードするのと同様、630Jにも好きなウォッチフェイスやアプリをダウンロード&カスタマイズ出来てしまう優れもの。
ガーミンのGPSランニングウォッチは、完全にスマートウォッチ化への道を突き進んでいますね!
「ランニング時は良いけれど、普段使いにはもっとオシャレな時計がいい・・・」
と思っていた方は、まずウォッチフェイス(時計表示など)を変更してみることをおすすめします!
最後に
630Jの機能を活用しようとするなら、ハートレーセンサーの着用が不可欠です。
また、ハートレートセンサーによっても表示できる値が変わってきます。
ハートレートセンサーHRM-Run使用時
心拍数、Vo2MAX(最大酸素摂取量)、乳酸閾値、ストレススコア、ランニングダイナミクスなど全てを表示します。
プレミアムHRセンサー使用時
アドバンスドランニングダイナミクスは、非表示、
その他の、心拍数、Vo2MAX(最大酸素摂取量)、乳酸閾値、ストレススコアなどは表示します。