VENU/vivoactive4/4S発売!前モデル3/3musicとの違いを比較!

GARMIN(ガーミン)のvivoactiveシリーズに新モデルが登場しました!

2019年10月18日に発売された「VENU(ヴェニュー)」(4種)、「vivoactive4(ヴィヴォアクティブ4)」(2種)、「vivoactive4S(ヴィヴォアクティブ4エス)」(4種)です。

これらはvivoactive3 /3musicの後継機種として機能を継承しつつ、新機能を搭載。

そこで、VENU/ vivoactive4 / vivoactive4Sが前機種から、どのように進化したのか比較してみます。

なお、 VENU/ vivoactive4 / vivoactive4S の3モデルの機能は、ディスプレイや稼働時間(バッテリ―寿命)は異なるものの、ほとんどの機能は同じです。

VENU/vivoactive4/4Sは前モデルよりどう進化したのか?

ディスプレイが美しい!

  VENU/vivoactive4/4S vivoactive3/3music
ディスプレイ

【VENU】
390 x 390 ピクセル/カラー
AMOLEDディスプレイ採用

【vivoactive4】
260 x 260 ピクセル/カラー
MIPデイスプレイ採用

【vivoactive4S】
218 x 218 ピクセル/カラー
MIPデイスプレイ採用

240 x 240 ピクセル/カラー
タッチスクリーン
Connect IQ

前モデルの解像度は240×240 ピクセル/カラーだったのに対し、VENUのディスプレイは390×390ピクセル/カラーになりました。また、AMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)採用でより色鮮やかな画面も実現。

また、vivoactive4とvivoactive4SのMIPデイスプレイは、直射日光の下でも視認性が高く、消費電も少ないのが特徴です。

vivoactiveシリーズの特徴であるタッチパネルはそのまま継承、ウォッチフェイスなどのカスタマイズができるConenect IQにも引き続き対応しています。

稼働時間はGPSモードで最大6時間延長!

  VENU/vivoactive4/4S vivoactive3/3music
バッテリー寿命

【vivoactive4 VENU】
スマートモード:最大5日間
GPSモード:最大18時間
GPS+音楽モード:最大6時間

【vivoactive4】
スマートモード:最大5日間
GPSモード:最大18時間
GPS+音楽モード:最大6時間

【vivoactive4S】
スマートモード:最大5日間
GPSモード:最大16時間
GPS+音楽モード:最大5時間

【vivoactive3】
スマートモード:最大7日間
GPSモード:最大11時間

【vivoactive3music】
スマートモード:最大7日間
GPSモード:最大11時間
GPS+音楽モード:最大5時間

ウォッチへの音楽保存 500曲

【vivoactive3】

【vivoactive3music】
500曲

GPS+音楽モードでもVENUとvivoactive4は最大6時間となり、1時間の延長。フルマラソンでも余裕を持って走ることができます。

バッテリー寿命については、VENU/ vivoactive4/4Sになり、GPSモードの稼働時間が5~7時間も長くなりました。

保存できる音楽データについては、前モデル同様、500曲保存可能。

音楽アプリやパソコンなどから時計に保存することができ、スマートフォンや音楽プレーヤーを持たなくてもBluetooth対応のイヤホンで音楽を楽むことができます。

ジャイロセンサ搭載でより正確に計測

  VENU/vivoactive4/4S vivoactive3/3music
衛星捕捉

GPS
GLONASS
みちびき(補完信号)
 Galileo

GPS
GLONASS
みちびき(補完信号)
 Galileo
光学式心拍計

電子コンパス
ジャイロセンサ
高度気圧計
温度計

センサーについては、大きな変更はありませんでした。唯一、追加になった機能はジャイロセンサです。

ジャイロセンサはカメラやスマートフォンにも広く使われており、角速度センサとも呼ばれます。

物体の角度や角速度あるいは角加速度を検出するので、VENU/vivoactive4/4Sの傾きを感知し、運動しているときの動作をより正確に計測することが可能となりました。

ワークアウト動画でより楽しく、効果的に!

  VENU/vivoactive4/4S vivoactive3/3music
Garminコーチ
ワークアウト
ワークアウト動画

前機種から引き継がれたGarminコーチは、5km、10km、ハーフマラソンを目指す方に提供される無料トレーニングプランです。

そして、VENU/vivoactive4/4Sで新しく備わったのがワークアウト動画。

これはウォッチ上でワークアウトの解説動画を確認できるという機能で、

また、ワークアウトは筋力トレーニングや体幹トレーニング、ヨガなど様々なメニューを選択、設定できる機能です。

「(プランク30秒)と指示されても何をすればいい分からない!」と戸惑うことなく、スムーズにトレーニングを行えるようになりました。

ポラールでもワークアウトの解説が表示される新モデル igniteが発売されており、各社ともワークアウト関連機能の開発に力を注いでいます。

ライフログ(活動量計)の進化が止まらない!

  VENU/vivoactive4/4S vivoactive3/3music
睡眠モニタリング
ストレスレベル
呼吸数
Body Batteryエネルギーモニタリング
水分補給モニタリング
生理周期モニタリング

VENU/vivoactive4/4Sで最も進化した分野は、ライフログです。

前機種から継承されている睡眠モニタリングとストレスレベル測定の他に、以下の機能が搭載されました。

  • 呼吸数・・・1日の呼吸数や睡眠中呼吸数、それにヨガをしているときのブレスワークなども記録
  • Body Batteryエネルギーモニタリング・・・体に残るエネルギー量を推定。休憩の目安になる
  • 水分補給トラッキング・・・1日の水分摂取量を記録。脱水症状を起こさないための目安となる
  • 生理周期トラッキング・・・生理周期の詳細情報をログに記録。生理期間と妊娠可能期間を予測する

様々なデータをモニタリングすることで、より正確に積極的に体調管理をできるようになりました。

日常生活でも活躍するスマートウォッチ

  VENU/vivoactive4/4S vivoactive3/3music
通知機能
Garmin Pay
スマホ検索
セーフティ(事故検出・援助要請)機能

新しく追加された機能が「セーフティ(事故検出・援助要請)機能」です。

転倒などの衝撃が体に起きたとき、時計がその衝撃を感知(事故検出)して予め登録した連絡先へ位置情報とともにメッセージを送信(援助要請)してくれます。

ランニングやサイクリング中の不意なアクシデントにも、この機能でSOSを発信。普段の生活でもリスク軽減に一役買ってくれます。

なお、自ら時計を操作して援助要請のメールを送ることもできます。

また、全機種から継承されているGarmin Payですが、お財布やスマートフォンがなくても時計で買い物(決済)ができる機能です。

まとめ

ガーミンの新機種VENU/vivoactive4/4Sの注目すべき新機能は、ワークアウト動画とライフログの充実 (呼吸追跡など) にあります。

単純にランニングアクティビティだけで使用するのでなく、ワークアウトや健康管理に積極的に活用したいという方におすすめです。

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