一目で分かる!HUAWEIのGPSスマートウォッチ徹底比較

HUAWEIといえはスマートフォンのイメージが強いですが、ここ数年、ウェアラブルのスマートウォッチの開発にも力を入れており、これまで3つのシリーズを発売しています。

しかし、残念ながら公式サイトを見ても、どれがGPS内臓モデルなのか分かりにくく、機能の違いもはっきりしません。

そこで今回は、HUAWEIスマートウォッチからGPS内蔵モデルだけを選び、24項目で比較します。

【追記】2021年1月のアップデートで、「HUAWEI WATCH FIT」「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」の2機種で、血中酸素レベルの24時間モニタリングが可能になりました。

Bandシリーズ

HUAWEI Band 4 Pro

Band 4 Proは、2020年 1月17日発売のGPS内臓ウォッチです。( Band 4というモデルもありますが、GPSが搭載されているのは「Band 4 Pro」のみ。)

11種類のワークアウトが記録でき、ランニング、ウォーキング、サイクリングは屋内にも対応しています。

前モデル( Band 3 Pro )よりも心拍数を高精度で計測することで、睡眠モニタリングもより詳細に記録できるようになりました。

バッテリーは、GPS連続使用で約7時間使用可能。

メッセージや着信の確認、電話の検索などスマートフォンの通知機能もあります。

サイズ約45mm×約19mm×約11mm
素材ステンレス+プラスチック
重さ約25 g(ストラップ含まず)
耐水設計50m
解像度240 × 120
バッテリー稼働時間通常使用:約12日
GPS連続使用:約7時間
衛星システムGPS
ネットワークBluetooth周波数: 2.4 GHz
Bluetooth 4.2

HUAWEI Band 3 Pro

大画面カラーの有機ELタッチスクリーンを搭載したHUAWEI Band 3 Pro。

発売日は2018年10月ですが、有機ELを採用しているので、Band 4 proより画面は鮮やかです。

Band 4 proとの相違点は、充電時にアダプターが必要かどうか。 Band 4 proはベルトを外してUSB-ACアダプター等に直接挿せますが、Band 3 proはアダプターが必要です。

GPS内蔵で、VO2maxやトレーニング強度、回復までの時間も測定します。

サイズ約45mm×約19mm×約11mm
素材有機EL
重さ約25 g(ストラップ含まず)
耐水設計50m
解像度240 × 120
バッテリー稼働時間通常使用:約10日
GPS使用時:約7時間
衛星システムGPS
ネットワークBluetooth frequency: 2.4 GHz
Bluetooth 4.2

GTシリーズ

HUAWEI WATCH GT 2 pro

2020年10月発売のHUAWEI WATCH GT 2 proは、登山、ランニング、スキー、サーフィン、テニスなど、100以上のワークアウトモードを搭載し、データトラッキングが可能。

プロスポーツモードでは、新たにスキーとゴルフを追加。

スキー/スノーボード/クロスカントリースキーでは滑った距離や最大速度、最大勾配などのデータを、ゴルフでは総スイング数やスイング速度、平均スイング速度や最速スイング速度などのデータを計測・管理できます。

ランニングモードでは、心拍数、距離のほかにも、VO2Max、有酸素・無酸素の運動効果、回復時間など様々な情報を提供します。

また、最大500曲の音楽を保存できるので、スマートフォンなしで音楽を楽しむことも可能。スピーカーも搭載されているため、スマートフォンとBluetooth接続すれば時計での通話もできます。

2021年1月のアップデートで、血中酸素レベルの24時間モニタリングが可能になりました。ベルトを含めると83g前後と重いのが気になるところ。

サイズ約46.7mm×約46.7mm×約11.4mm
素材サファイアガラス
重さ約52g(ストラップ含まず)
耐水設計50m
解像度454×454
バッテリー稼働時間通常使用:14日間
衛星システム GPS / GLONASS / Galileo
ネットワークBluetooth 5.1,BLE/BR/EDR

HUAWEI WATCH GT 2e

2020年4月発売の HUAWEI WATCH GT 2eも、100種類以上のワークアウトが搭載されたGPSスマートウォッチです。

GT 2 proのようなスピーカーおよびナビゲーション機能はありませんが、その分リーズナブルな価格設定になっています。

ランニングモードでは、VO2Max、有酸素・無酸素の運動効果、回復時間などの情報を表示し、

トライアスロンモードでは、アクティビティの移行を含むトライアスロンアクティビティのデータを記録します。

また、水泳中の心拍数、SWOLF、距離、消費カロリー、速度をモニタリングします。

音楽は500曲を保存可能。 Bluetoothイヤホンとペアリングすると、スマートフォンなしで再生ができます。

様々なスポーツを楽しむ人におススメです。

サイズ約53mm×約46.8mm×約10.8mm
素材ガラス
重さ約43 g(ストラップ含まず)
耐水設計50m
解像度454 x 454
バッテリー稼働時間通常使用:約14日間
衛星システムGPS / GLONASS / Galileo
ネットワークBluetooth® 5.1 BLE / BR / EDR

HUAWEI WATCH GT 2

2019年11月発売のHUAWEI WATCH GT 2は、46mmと42mmのふたつの大きさから選ぶことができるGPSウォッチです。

46 mmタイプはスピーカーが搭載されていて、バッテリー稼働時間が42 mmタイプより長くなっています。

両タイプともスポーツは、屋外運動はランニング、ウォーキング、ハイキング、トレイルラン、サイクリング、クライミング、オープンウォーター、トライアスロンなど15種類。

屋内運動はエリプティカルなどのフィットネスマシンに対応しています。

また、睡眠中であっても、一日中心拍数をモニタリング可能です。

音楽は500曲を保存可能。

サイズ46mm:45.9mm×45.9mm×10.7mm
42mm:41.8mm×41.8mm×9.4mm
素材金属+プラスチック
重さ46 mm:約41g(ストラップ含まず)
42 mm:約29 g(ストラップ含まず)
耐水設計50m
解像度46 mm:454 x 454
42 mm:390 x 390
バッテリー稼働時間46 mm:通常使用は約14日間
42 mm: 通常使用は約7日間
衛星システムGPS / GLONASS / Galileo
ネットワークBluetooth® 5.1 BLE / BR / EDR 

HUAWEI WATCH GT

GT 2の旧モデル、HUAWEI WATCH GT。 こちらも2つの大きさから選べます。(2018年12月発売)

日常的な活動量データ(歩数/カロリー/距離)の記録はもちろん、ランニング、トレイルラン、サイクリング、オープンウォーター、クライミングなど10種類のトレーニングに対応。

カロリー、歩数、時間、距離などの複数のデータを表示します。

秒ごとに24時間自動で心拍数をリアルタイムで計測したり、睡眠の情報を取得したりと、健康管理にも役立ちます。

音楽保存機能はありませんが、バッテリーが長持ちで、価格も15,000円前後とリーズナブルなGPSウォッチです。

サイズ46 mm:46.5mm ×54.2mm×10.6mm
42 mm:42.8mm×48.8mm×10.5mm
素材金属 + プラスチック+セラミック 
重さ46 mm:約46g(ストラップ含まず)
42 mm:約36.2g (ストラップ含まず)
耐水設計50m
解像度46 mm:454 x 454
42 mm:390 x 390
バッテリー稼働時間46 mm:通常使用は 約2週間
 最大稼働日数: 約30日
 GPS連続使用: 約22時間
42 mm:通常使用: 約1週間
 最大稼働日数: 約14日
 GPS連続使用: 約10時間
衛星システムGPS / GLONASS / Galileo
ネットワークBluetooth® 4.2 BLE 

その他のウェアラブルウォッチ

HUAWEI WATCH FIT

2020年10月2日発売のHUAWEI WATCH FITは、大画面AMOLEDディスプレイを採用。

「職場でのエクササイズ」、「全身のストレッチ」、「脚とお尻の引き締め」など12種類のクイックワークアウトをアニメーション化し、44種類の標準的な動作デモを収録しています。

急速充電技術により、わずか5分の充電で約1日使えるというのも魅力。

ワークアウトモードは96種類。ランニング、水泳、サイクリング、ヨガやインターバルトレーニングなどの心拍数、カロリー、持続時間を記録することができます。

また、2021年1月のアップデートで、血中酸素レベルの24時間モニタリングが可能になりました。軽量かつリーズナブルなので、GPS初心者にも安心です。

サイズ約46mm×約30mm×約10.7 mm
素材耐久性のあるポリマー繊維 
重さ約21 g (ストラップ含まず)
耐水設計5ATM
解像度456 x 280
バッテリー稼働時間通常使用:約10日間
連続GPSモード:約12時間
衛星システム GPS / GLONASS
ネットワークBluetooth 5.0 BLE
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